いじられるために生まれてきた天才!!

弊社では、スタッフ一人ひとりがそれぞれの個性をつなぎ合わせて、
大きな大きな、とても美しい絵を完成させる。
つまり、ジグソーパズルのような経営を目指しています。
なので、スタッフのことを「ピース」と呼びましょうと提案していますが・・・なかなか浸透せず。

さて、今回はそのピースの一人「竹内直樹」さんをご紹介します。

竹内直樹1

滋賀県出身で、地元の大学を卒業後、
新卒として一休庵に入社した竹内直樹さん。

確か、同期入社に高卒の女の子2人がいたんですけど、
入社式の日から4つも年下の彼女たちにいじられていたのをよく覚えています。

竹内直樹2

竹内直樹さんにインタビューしてみたので、
まずはそちらから。

【社内でどんな仕事を任されているのですか?】
今年の2月から焼肉店の「カルビ屋大福野洲店」で
キッチンスタッフとして勤務しています。
それまでは、一休庵の西明寺前本店でサービススタッフとして働いていたので、
今は初めてのことだらけで四苦八苦しています。

【将来の夢や目標について教えてください】
一休庵という会社やそれぞれの店舗の知名度が高まり、
お店のスタッフが楽しんで仕事をする様子を見て、
お客様に「いい会社だなぁ」と感じていただけると最高です。
まわりの人たちから、一休庵で働いていることを
羨ましいと思っていただけることを当面の目標にしています。

【現在の仕事にどのような魅力ややりがいを感じていますか?】
自分たちがしたことで、お客様の笑顔を引き出せるところが飲食業の楽しいところだと思います。
サービスをしている時は、お客様の笑顔で自分自身が元気をいただき、
キッチンで勤務するようになってからは
お客様からの「美味しかったよ」のひと言で
料理を作るモチベーションがMAXになっています。
お客様から幸せをおすそ分けしてもらえ、
常に自己成長を感じながら取り組める仕事だと感じています。

【会社や店舗のどんなところがいいと思いますか?】
スタッフ全員が「会社やお店を良くしたい」と思っているところ。

【会社や店舗で、ここは改善してほしいと思うところはありますか?】
野洲店は2003年7月にオープンしている店舗なので、
店舗のあちらこちらにガタがきています。
社長、設備投資をよろしくお願いします!!

竹内直樹3

どこの店でも「行ってこい」と言われれば嫌がらずに行ってしまう、
ユーティリティな能力を持っています。
どこの店舗でも、すんなりと、あたかも数年前からいたような雰囲気を出します。

ただ、やたらと失敗が多い。
先輩社員たちから、数々の失敗の中のいくつかを紹介していただきます。


【入社当時から竹内さんを可愛がっている強面店長の話】
とにかく、よく物を壊しますね。
食器やグラスなんかは日常茶飯事で、
今まで壊した人を見たことがないという物を壊します。

例えば、脚立。
おそらく電球を換えようと脚立に上った途端、
ギャーーーという悲鳴が。
駆けつけると脚立が半分に割れていました・・・

そして、マンホールのふた。
たぶん何か重い物を上に落としたのだと思うのですが、
未だにずっとしらを切っています。

「持っている」と言えば、何かとてつもないものを持っていそうですが、
「神様から見放されている」とも見えてしまいます。

そんな彼でも、なぜか憎むことができず、
ついつい可愛がってしまいます。。。


【世話役の女性社員の話】
失敗談?成功したことあるんですか?!
と、なかなか手厳しいことを言いながら、
たくさんの失敗談を教えてくれました。

①お買い物ができません。
 言われた物を買ってこず、なぜか言われていない物を買ってきます。
 2個と言われれば1個しか買ってきません。
 テレビで見る「はじめてのおつかい」以上にレベルが低いです。

②何かやらかす時は、何かやらかす雰囲気をかもし出します。
 本人にはわからないようなのですが、
 ほぼ何かやらかす前に、まわりの人たちは気づきます。
 関わるのが怖いので、傍観する人が多いです・・・

③少年ジャンプをこよなく愛しています。
 特にワンピースを語らせたら止まりません。
 思い入れのあるシーンなどは細かく熱弁し、
 最近はストーリーに大きな進展があったと目を輝かせていました。

④女子よりも女の子です。
 内股です。脱いだ後の長靴まで、内股のままです。
 体重は秘密だそうですが、
 モテるために痩せようとは思っているようです。
 でも、ダイエットはしません。

⑤何かをやらかす雰囲気は察知できませんが、
 怒られそうな雰囲気の察知の早さは神レベルです。
 でも、挽回しようとしてとった行動が裏目に出て、さらに深みにはまります。
 そのコント的なやりとりが、周りに笑いを生み、
 平和な日常を感じさせてくれます。

⑥パニックになるとものすごく近づいてきて相談します。
 2mどころか20cmくらいの距離まで詰められます。
 相談する前に、まず距離の近さを怒ってしまいます。

⑦痕跡を必ず残します。
 最近、店内外の掃除にはまっているようです。
 毎日、あちこち綺麗にしようと掃除をしています。
 ただ、途中で違うことをすると元に戻れない習性があるらしく、
 いろんなところに痕跡を残したままにします。

竹内直樹4

いろんなことをしでかして、
結構怒られているのですが、へこたれない強い心の持ち主です。

すごく純粋で、お客様からもよく褒められます。
でも、褒められるとすぐに調子に乗って変なことをしでかし、
やっぱり怒られてしまうので、常にプラスマイナス0です。

彼がいじられることによって
実は救われている人が何人もいます。
だから、竹内直樹さんは我が社の宝物です。